カドミウム、鉛、水銀などの検出の前処理にご使用いただけます。
2004年8月から、廃電気電子機器(WEEE)の廃棄に関するE∪指令と、電気、電子機器への危険物質の使用制限(RoHS)が発効しました。EU諸因だけでなく、中国、日本、米国などの諸外国も、国内法を介してこれらの指令を採用しなければならず、そのため全世界の研究施設での分析手順に関する標準が定められています。
使用済み電気機器を環境負荷のない方法で処分することが、EU指令の日的の1つになつています。使用済み電気機器には、有害部品を内蔵するものもあり、家庭ゴミにも有害部品が含まれているケースが増えています。このような電気製品には、アイロン、電気カミソリ、トースター、電動工具など、リサイクル率が低いものがあります。新規指令では、2006年7月から新品の電気機器、電子機器には、ある種の重金属や臭素化防炎加工剤を含有しないことを定めています。
いずれにしても、電子機器スクラップのリサイクル業者、処理業者や電気機器メーカーは、定量分析によって、上記のEU指令を遵守していることを証明することが求められています。
当社の製品が、IEC/ACEA( 国際電気標準会議/環境諮問委員会)のアドホックWGが出している、電子部品の粉砕手順書(Version 1.0)に紹介されています。
詳しいパンフレットはこちらからダウンロードできます。
また、情報誌「サンプル特別版Ⅱ」にも粉砕方法が掲載されています。詳細は、弊社にご連絡ください。
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