新商品PM100CMで、温度の上昇を抑えた微粉砕が可能です。
遊星ボールミルPM 100 CM はPM100と同様に、操作性に優れています。 軟質から超硬質の試料、脆いものや繊維質のまで粉砕・混合します。現行機種では、微粉砕時に試料が高温になりますが、PM100CMでは温度の上昇を抑えた粉砕ができます。乾式、湿式両方の粉砕が可能です。
PM100CMは自転公転比率が1:-1の遠心回転運動をします。そのため、ジャーの内部のボールの運動は、現行の遊星ボールミルとは異なります。そのため、衝撃力で試料を粉砕するのではなく、圧力と摩擦力とで粉砕を行うので、 ジャーの摩耗を防ぎ、ジャー内部の温度の上昇を抑えます。
PM 100 CMは、最大エネルギーで粉砕する必要のない、試料の粉砕に最適です。
内圧・温度計測システム PM GrindControl
遊星ボールミルは、メカニカルアロイングや、新素材の合成に使用されていますが、その際、粉砕中のジャー内部の内圧と温度を監視、記述できればとても便利です。それを実現したのが、レッチェの新商品PM GrindControl です. 蓋に内蔵された送信器が、デジタル信号をUSB受信器を介してPCに送ります。1秒間に最大200件の値を計測できます。PCに送信されたデータはLIMSプログラムで簡単に処理できます。